『もっと言ってはいけない』を読んで、切実な環境は優位性の源になる

橘玲さんの著書『もっと言ってはいけない』を読んで感じたのは切実さは優位性の源になるということ。

安易に言ってはいけないかもしれませんが、目を背けてしまいたくなる過去や切実な環境も優位性の源になりえると思っています。

ささやかな優位性に目を向ける

この本では認知テストの国際調査について触れられていて、その結果をもとに展開された内容となっていました。人種のルーツを探ったうえで様々考察がされています。

そのなかでも興味を惹かれたのはユダヤ人や日本人移民、華僑についての記述です。その共通点としては経済的に不遇の状態からスタートし周囲よりも少しだけ得意であったことに賭けて経済的な成功を手にしたということ。

  • ユダヤ人は識字率の高さ
  • ドミニカの日本人移民は計算や暗記
  • 華僑は東アジア系の高い知能

などが小さな優位性として紹介されています。

自身の体験にも似たように感じたことがあり、ふと公認会計士・税理士を目指すきっかけについて思い出したのです。

公認会計士・税理士を目指したきっかけ

自身が公認会計士・税理士となったきっかけは、高校生の頃に遡ります。

中学時代に父は他界したことで、学費が安くて手に職がつけられそうという理由で公立高校の商業系の学科に進学。そこで簿記や電卓、Excelの使い方など学んだことで、「もしかしたらこれで食べていけるかも」と感じました。

自分よりも成績の良い同級生はいましたが、数学や情報処理・簿記については比較的得意だったので「数年間だけでも資格の勉強だけに特化していけば未来が変わるかもしれない…」と奨学金を借りて簿記の専門学校に進学、ストイックに勉強してなんとか公認会計士試験に合格をもぎ取ることが出来ています。

経済的に成功したかといえば疑問ですが、それでも強みと言える程ではなかったささやかな優位性に賭けたことが今に繋がりました。

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切実な出来事の克服から優位性が育つ可能性

職業選択について自身の経験をあげましたが、今行っている業務も案外似たようなものです。

放任気味の環境で社会人生活をスタートしたこともあって、どうやったら仕事が来るようになるか?求められる結果とは何か?限られたリソースの中での実現法は?など鍛えられて今の働き方の基礎を築きましたし、多量の書類対応や業務処理に追われた経験は経理資料のデータ化や処理の自動化に取り組むきっかけにもなっています。

直面した切実な出来事をどう克服出来るのかと必死に取り組んだことは後々の優位性に育つ可能性がある…そんな風にこの本を読んで感じておりました。

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【編集後記】
雪が降る土曜日のこと、ゆうべはお楽しみでしたね 6巻の発売記念イベント、金田一蓮十郎先生(@ren10ro)のサイン会に参加。

ジャングルはいつもハレのちグゥを子供のころに読み、当時から作者の方とお話をしてみたいと思っていたので胸熱でした。


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