監査法人の退職時、現実的だった選択肢は独立+非常勤監査

監査法人を退職する人が多い時期は6月の末。辞めることは確定しているけれどその後のことは決めかねているという方に向けて、今回は監査法人を退職後どのような道があるのかについて自分の経験ベースでお伝えします。

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監査法人から次のキャリアをどうするのか?

公認会計士という肩書きがあると独占業務である会計の監査が出来ますが、他にも経理関係、コンサルティング、税理士登録し税務対応をすることなどもあります。

肩書きから派生する仕事の幅は広いものの、監査法人を辞めた後のキャリアは大きく分けて再就職、独立、そして独立しつつ監査法人の非常勤をする3つの選択肢。

これらの選択肢についてメリットとデメリットをお伝えします。

再就職

まず選択肢にあがるであろう再就職。企業やコンサルティング会社、税理士法人、会計事務所に勤めるという方もいます。組織に勤めた際には給料として毎月の収入が確保出来るのがメリットです。

ただしデメリットとしては人間関係のリスクの高さです。監査法人での仕事ではずっと同じメンバーで働くというのはまれです。デスクが固定され、同じ同僚と一緒に過ごす時間が長い環境ではトラブルが起こった際にはいのではないでしょうか(^^;)

独立

会計事務所を創設して独立するパターンでは自由度がメリットです。今まで上司に確認を取らなくてはいけないことも、自身の判断で決断することが出来ます。ただし、必要な収入が確保出来るのかどうか不明確な点がデメリットといえるでしょう。

資格うんぬんでなく、生き抜く力が試されます。

独立しつつ非常勤で監査

会計事務所を創設して独立しつつ非常勤で監査をするケースは不安定なスタートアップ時に監査で収入が見込めるのがメリット。ただし、会計事務所の経営と監査の業務の兼ね合いは難しく、自身の力が分散してしまう点がデメリットです。

実は自分はこちらのケース、いわゆるパラレルワークや複業という選択肢でした。

独立+非常勤で監査で感じたこと

自分が非常勤監査をすると決めたのは目先の収入を確保することを優先したため、現金な理由ですが一年を通じて安定した収入見込みが得られることは大きなメリットですからね…

ただ現実問題として大変なのは仕事に掛ける力が分散してしまうこと。

あれもこれもと手を広げてしまっていては休む時間すらなく、業務の新規開拓や腕も磨けません。自身のスキルの範囲を決め、業務の効率化をしつつ、やらないことの明確化も必須でした。

最適な選択は異なるけれど

自身にとってどの選択が最適なのかは状況や自身の特性によって全く異なるもの。どの様な結果となっても納得が出来るよう自身で決断を下しておくことが大切です。

もし焦って今後の方針を決める必要性がないのであれば、今まで出来なかったこと、やりたかったことに腰を据えて考えることが可能な貴重な機会になります。

自由な時間を堪能してみるのも良いのではないでしょうか。

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【編集後記】
昨日はブログのメンテナンスを行った後、同期の会計士・税理士さんと情報交換。
話の流れで自分のブログをお見せする不思議な状況となっておりました(^^;)

また来週、よろしくどうぞ。

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ABOUTこの記事をかいた人

守屋冬樹(もりや ふゆき)

公認会計士、税理士。高校時代の出会いがきっかけで公認会計士を目指すと決意。2007年(22歳)高卒での公認会計士試験合格を実現。準大手監査法人に勤務しつつ2011年(25歳)公認会計士登録。2012年(26歳)税理士となり守屋冬樹税理士事務所を創設。 さらに詳細なプロフィール/お仕事のご依頼