会計顧問に必要なトップへの配慮をルイ14世の会計顧問から考える

会計顧問の影響で会計嫌いになってしまっては元も子もないです。

帳簿の世界史』を読んで、会計顧問は経営者の方に会計に嫌悪感を感じさせないよう気をつけなければと感じました。

ルイ14世とコルベールの会計改革

経営者の方に会計に対する嫌悪感を感じさせないように気をつけようと意識したのは『帳簿の世界史』に書かれたルイ14世とフランスの会計顧問であるコルベールの会計改革のエピソードがきっかけです。

ルイ14世は子供時代にフランス国王に即位しているのですが、その時点でフランスの財政は再建が必要な状態。会計顧問となったコルベールがルイ14世と共に会計改革に乗り出します。

具体的に行っていたのは

  • ルイ14世に会計の基礎を教える
  • フランスの決算書を単式簿記から複式簿記への変更
  • 会計監査制度の立ち上げる
  • 国王に帳簿をいつでも見せられるように整理
  • ルイ14世にポケットサイズの帳簿を作って渡す

など。

自身も経理や会計監査に携わっているので実感できるのですが、その会計改革の影響はとても大きいもので、それこそ全身全霊を賭して行った改革と言えるのでは、と思うのです。

ただ残念ながらコルベールが亡くなった後、残念ながら改革を実行したルイ14世本人の手によって崩されていきます。

会計に嫌悪感を抱いてしまったのでは?

なぜルイ14世は会計改革を取りやめていってしまったのか?あくまで想像ですが、その理由はルイ14世は会計に嫌悪感を抱いてしまったのだろうなと感じてしまいます。

国の財政状態は自分が引き継いだ時には既に悪化していて、様々な施策を行ったとしても結果はすぐに現れるものではないはずです。

そして会計顧問であるコルベールからは財政状態をリアルに伝えられてしまっているはずで、きっと会計の知識を得てしまったことで厳しい現実を目の当たりにし続けるのは厳しかったのではないかなと。

トップに会計の嫌悪感を持たせない配慮しよう

コルベールが行った会計改革は評価されるべき仕事ですが、その会計への取り組み方はルイ14世にとっては負担が掛かりすぎるものになっていたのではないでしょうか?

会計顧問として、仮に収支がマイナスであったとしても経営者の方に会計への嫌悪感を感じないように気をつけて伝えるように考え行動する。

マイナスだから見たくないではなく、経営判断に便利だから会計を活かしていこうと感じて貰える様な関わり方を目指していきたいと感じました。

 

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ABOUTこの記事をかいた人

守屋冬樹(もりや ふゆき)

公認会計士、税理士。高校時代の出会いがきっかけで公認会計士を目指すと決意。2007年(22歳)高卒での公認会計士試験合格を実現。準大手監査法人に勤務しつつ2011年(25歳)公認会計士登録。2012年(26歳)税理士となり守屋冬樹税理士事務所を創設。 さらに詳細なプロフィール/お仕事のご依頼