Chromebookのお仕事使い(税理士・公認会計士編)

この数年Chromebookというパソコンを好んで使っているなかで、特定のWindowsやMacOSなど特定のOSに縛られなくなったら良いのにと感じることが多くなりました。

ChromebookはChromeOSというGoogleが作ったOSで動き、基本的にWebブラウザのChromeを使用したクラウドベースのもの。

クラウドという言葉が当たり前になり低額のモバイル通信環境も整って行く中で

  • パソコンにインストールしないと使えないソフト
  • 特定のOS環境下に制限されたサービス

は10年もかからずに珍しいものになっていくはずです。

ただこの記事を書いている2019年7月の段階では『プライベートはもちろん、仕事もクラウドベースだけで十分』とまではなかなか言えないし、『そんな状況は想像がつかない』と思う方も多いのではないかと。

それならこういったITの使い方があると知って欲しいと今後Chromebookをお仕事使いされている方たちにインタビューし、このブログで紹介をすることを予定しています。

ただその前にまずは自分自身でどこまで仕事使いが出来ているのかオープンにするのが筋でしょうと、今回はChromebookのお仕事使い(税理士・公認会計士編)を記事にしています。

現在のPC環境・使用機器

メインPC:Let’s NOTE SV7
サブPC: Google Pixelbook
サブPC:ASUS Chromebook C423NA
スマホ:Pixel3XL 64GB(simフリー)
通信環境:FUJISOFT FS030W (FUJIWIFI回線200GB/月)


(左からLet’s NOTE SV7、Pixelbook、ASUS C423NA)

WindowsをメインPCとしているのは対応力の良さがあるため、税金や会計ソフト、Excelをフルに使おうとするとどうしてもWindows環境は必要でした。サブPCとしているGoogle Pixelbookは軽快な操作感が欲しいときやLet’s NOTEだと億劫な時に使うことが多いです。

動作の軽快さであればOSがブラウザ・クラウドサービスを前提とするChromebookを使うことがリーズナブルで実現出来ます。

下の動画は仕事でも使っているChromebookのGoogle Pixelbookの起動の様子。アンドロイドスマホと連携したSmart Lockの機能でパスワード入力はいりません。

ブラウザベースで操作しているので保存データはクラウド上という安心感、終了操作をせずにパタンと閉じてさっとしまえるのも好感の持てるポイントかと。

また個人的にGoogleの製品を並べた際のデザインの統一感も好みです。

ASUS Chromebook C423NAは14インチのノートパソコンを試したいと4万円代のリーズナブルなものを購入、華奢な印象もあってほぼ自宅用PCとして動画を見る、ネットサーフィンぐらいの使い方です。

固定回線は光回線が遅かったため解約済みで、スマホ以外の通信環境はFUJISOFT FS030W (FUJIWIFI回線200GB/月)だけで済ませています。

関連:

Chromebookを仕事使いしたいと感じた理由

Chromebookを仕事使い出来ないか?と考え出したきっかけはひとつではありません。

  • Windowsの起動・終了のスピード感のなさ、OS更新が苦手。
  • MacBook Proのキーボードが薄くなり、自身には使いにくくなってしまった。
  • 外出先でパソコンを無くしたとしてもデータが流出しない仕組みを整えたかった。
  • メインパソコンが壊れてしまったとき、ドライバやソフトを再インストールするのが手間だった。
  • お客さまにExcelのフォーマットを提供したがそもそもExcelを持っていなかったことが判明。
  • Chromebookで仕事をされていた方に出会って話を聞く機会があった。

というのが主だったところかと。

革新的に感じることは取り入れていきたいと、少しずつですがインストールが前提のパソコンからオンラインベースのChromebookでも仕事が出来る形に変えていっています。

関連:

税理士・公認会計士のChromebookでお仕事使い

Chromebookを仕事使いする際にはChromebookを活用するというよりも、オンラインサービスを活用する感覚でいます。Chromebookを活用する環境ならWindowsでもMacでも活用できる環境を構築出来ていますので。

現状では税務申告や決算書の検証に直接関わる業務はWindowsベース、それ以外の関節業務はOSを問わないで出来ることを増やしていっている状況です。

ネット環境はモバイルWi-Fiルーターで月200GBを用意

クラウドベースというとネット環境がないとダメなことが面倒とよく言われるのですが、今は日本の山頂でネットを使おうとしない限りネットに繋がりますし、たいていネット環境を使って業務をされている方が多いのではないかと…

ポケットWi-fiの200GB使えるもの(維持費は月々5,530円)を契約していて、パソコンを開けば自動で接続して運用しています。複数の端末や自宅兼事務所で回線を共有しているのでモバイルルーターが都合が良かったです。

Chromebookで仕事が出来るようにオンラインサービスを活用

Chromebookで仕事が出来るようにオンラインサービスや複数OSに対応したソフトを活用。

  • 業務の依頼はHPからGoogleフォーム経由かメール、Facebookメッセージで
  • Googleカレンダーをお客さまに公開し、都合のいい日時に打ち合わせ日を指定していただく
  • 相談業務のための資料は複数OSに対応したSimpleMindで作成
  • 電子契約サービスのCloudSign(クラウドサイン)を使い契約対応の効率化
  • 請求書はMoneyForwardクラウド請求書、Squareで作成、メール送信
  • 質問対応は業務用メールアドレスをGmailで確認、ハングアウト、Skypeを併用
  • 経理のデータ共有はGoogleドライブやGoogleスプレッドシート、クラウド会計が中心
  • 記事執筆の下書きはGoogleドキュメントで行い、ログインすればどの端末からも続きを書けるように

といったことが主だった使い方です。

関連:

Chromebook利用、複数OS対応が出来ていない業務

Chromebookを利用するのが厳しいなと感じているのは決算書の分析や検証手続です。自身の場合はWindows版のExcelでないと効率的に対応出来ないでいます。

また税金の申告はWindows版の市販の税務ソフトがないとなんとも厳しいです。それ以前に2018年に発表されたビジネス環境ランキング(納税環境)で日本は97位ということもあってIT化という時点で世界的に遅れをとっていると感じることもある程です…

会計監査の業務はセキュリティの関係から指定のWindowsPCでないとデータにアクセス出来ない形で、割り切って使っています。

ChromebookからWindowsをリモート操作する環境を整えておけばもうちょっとどうにかできるかもと感じることもありますが、比較的新しいWindowsPCを持っているのであまり試していない状況です。

Chromebookを仕事使いされる方々の話を伺うこと

つい先日Kindle書籍化されたChromebook本、「Chromebookのある それぞれの365日(Day 3) Chromebook会報誌」に自身も著者のひとりとして参加していました。

その中で経験をしたのがオンラインをうまく活用すれば今までだったら出会えなかった人たちと場所や世代、職業、性別を越えてチームを組めるし、より便利に面白い世の中になっていくこと、書いた原稿も常にオンラインで納めるというよりも共有する感覚がありました。

将来的にモバイルの通信が安定・速度が早くなっていけば世の中は加速度的に変わっていくのだから、少し先の働き方をされている人の話を多くの人に知ってもらいたいなと思っています。

まずは今日、さっそくお話を伺ってくるのですがどういったやりとりになるのか、今からとても楽しみです。

関連:

|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||

【編集後記】
一度きちんとRPAについて習いたいと初心者向けの勉強会に参加。
スルーしていた操作法や最新情報を知ることに。

自身にない観点って大切さを実感していました。

お知らせ
東京都の杉並区荻窪で守屋冬樹税理士事務所を営んでいます。
お客様の担当は必ず守屋冬樹自身、監査法人での経験を駆使した決算申告のみ対応が強みです。

■サービス一覧
内容と料金は下記のリンク先にて明示。ご入用の際はぜひクリックしてご覧下さい。
小規模会社個人事業主の税務顧問
・創業から2年内の会社様限定メニュー 創業顧問創業借入
・小規模会社向け顧問契約外で行う決算・申告のみ業務
出版、講演、記事執筆(監査実務、各種税金など)
個別相談
■ブログ投稿リクエストフォーム
moriya-blogで書いて欲しい内容について募集中です。是非こちらからリクエストのご連絡を下さい。

■ブログランキングに参加中
にほんブログ村 士業ブログ 公認会計士へ
にほんブログ村

■スポンサードリンク