監査をする公認会計士に求められる能力とは?

会計監査をする公認会計士に求められる能力とは何か?公認会計士と税理士、両方の業務をしている自分はその能力を維持出来ているのだろうかと考えることがありました。

今回は会計監査をするために必要な能力について自身の考えを投稿します。

結論付けのロジックが組め、それを周囲に伝えられること

まず感じているのは単に手続書を埋めて過去の調書にならって行った監査調書作りや、合っていることが前提の証憑突合をこなせることについては公認会計士に求められる能力ではないということ。

もちろんそういった手続も行う場面もありますが監査業務を行う上での前提というレベル。

自分が考える会計監査をする公認会計士に求められる能力は決算数値の妥当かどうかについて『結論付けのロジックが組め、それを周囲に伝えられること』だと思っています。

『なんか間違っていそう』『どうも変な気がする』では不十分

例えばAとBの処理どちらが妥当か?Aは正しいのかについて判断を求められた際に、なんとなくや感覚的に妥当か妥当でないを判断し、説明した気になっているようでは専門家ではないですよね?

話をすれば指摘こそしないまでもロジックがないことは伝わってきますし、どうすればあなたの感覚として納得出来るのだろうかと思ってしまうのです。改めて聞かれた際に明確な説明ができないようではいけません。

結論を出すとっかかりとして感覚を頼りにすることはありますが、結論を出す論拠はロジカルに周囲に納得して貰える様に伝えられることが必要となります。

自身の頭ひとつで戦わず、論拠・結論作りをするのもあり

とはいえ自身で考えるだけでは論拠・結論作りはなかなか難しいものでして、仮に学校のテストのようにカンニングをしてはいけなかったり、資料を持ち込むことを禁止されたら、残念ながら自分自身の求める公認会計士としての能力は永遠に足りないままとも思っています。

ですが実務であれば

  • パソコンで計算出来る
  • ネットも見られる
  • 会計監査六法や実務指針ハンドブックもある
  • 関連資料を読み漁る
  • 詳しい人に類似の事例を聞いてみる

ほぼ何でもありです。

自分が監査法人で現場責任者をしていた時には自分だけの知識に頼るだけでなく、これらの手段をフルに組み合わせて対応することで会計監査をする公認会計士に求められる能力を満たしていたと思っていますし、それは今の自分であったと同じです。

あとがき

普段仕事と関係のないことを投稿することが多い自分なのですが、公認会計士という肩書きを持っていても、会計監査の能力が十分にあるのかは別物で、その肩書きに見合うようにありたいと日々行動しています。

自身が公認会計士・税理士二つの肩書きを持っているのでよりその感覚が強いのかなと最近は特に感じているのですよ。

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【編集後記】
昨日で数日間取り組んでいた決算対応が終了。
ほっとひと息つきまして次の案件に取り組んでいきます!

また来週、よろしくどうぞ。

【昨日の一日一新】

ダース [ガナッシュ]

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ABOUTこの記事をかいた人

守屋冬樹(もりや ふゆき)

公認会計士、税理士。高校時代の出会いがきっかけで公認会計士を目指すと決意。2007年(22歳)高卒での公認会計士試験合格を実現。準大手監査法人に勤務しつつ2011年(25歳)公認会計士登録。2012年(26歳)税理士となり守屋冬樹税理士事務所を創設。 さらに詳細なプロフィール/お仕事のご依頼