『開業届』の書き方、青色申告の承認申請と一緒に提出しておきましょう。

開業届は正式名称は個人事業の開業・廃業届出書と呼ばれる書類で、税務署に行かなくても国税庁のホームページの下記のリンクからダウンロードすることが可能です。

申請書の記入例

今回、フリーでミュージシャンをしている方を想定して記載例を用意しました。こちらを参考に各項目についてどう書くのか説明していきます。

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提出先と提出年月日

提出先を調べる方法

開業届の提出先は国税庁のホームページから調べることが出来ます。下記のリンク、国税庁・税務署を調べる のページから住所に対応する各税務署の担当が分かります。その担当地域の税務署に開業届を提出します。

同じ市や区であっても税務署の担当が分かれていることがあるので注意して確認、記入しましょう。

提出日

提出日は実際に開業届を記入した日です。開業したらなるべく早く青色申告申請書も一緒に提出しましょう。なお、青色申告申請書は提出期限が開業の日から2カ月以内と決まっているのでご注意ください。

納税地の記入

納税地は自宅の住所を書きましょう。事務所やお店など別の決まった場所で事業をされている場合には一つ下の欄、「上記以外の住所地・事務所等」に書いておきましょう。

氏名、生年月日、職業、屋号

まず、ご自身の氏名と生年月日を書きます。職業については例としてミュージシャンと記入しましたが、他にも音楽家、演奏家、歌手、作曲家などでもよく。自分以外が見て分かる内容であれば大丈夫です。また、屋号については特に決めていなければ空欄で構いません。

開業・廃業等日の記入

実はよく質問に開業した日はいつなのか?というものがあります。店舗・事務所がある場合には分かりやすくオープンをした日が開業日。自宅でお仕事(Amazon輸出、執筆業、ブロガー、フリーのミュージシャン、副業の方など)の場合、仕事を始めた日なのですが、明確にいつか言い切れないケースでは代替案として売上がはじめて上がった日を開業日としておきましょう。

開業・廃業に伴う届出書の提出の有無

一般的には青色申告承認申請書と一緒に提出しますので 有 にマルをしておきましょう。

開業届の楽な出し方

開業届の提出方法としては

  1. 税務署に直接持っていく
  2. 管轄の税務署に郵送
  3. ③e-Taxで送信

の3パターンがあります。 そのうちおすすめなのが管轄の税務署に郵送するパターンにです。事前準備の手間が少なく提出が楽なのでこの方法をおすすめしています。 税務署に送るものとしては

  1. 申請書を記入、コピーをとり2部(1部は控え用です。)
  2. 切手を貼り付けた返信用封筒

送る用の封筒には「開業届在中」と書いておき、税務署長宛に郵送しましょう。 特段問題がなければ後日、申請書の控えとともに返信用封筒が送られてきます。

あとがき

年をまたいでから、開業届も青色申告の承認申請をしていない方がご相談に来られることがあります。 儲けがあった場合はもちろん、赤字であっても開業届と青色申告の承認申請はしておく方がお得です。忘れずに手続きをしておきましょう。

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【編集後記】

自宅の天井から雨漏りが発生。 お風呂用の手おけと鍋で水滴をケアしつつ 真上に住んでいる方と 「原因って…横殴りの雨のせいですよね」と苦笑い 最上階でないのですが… こういうこともあるのですね(ーー;)

【昨日の一日一新】

9/9 日次ルーティンの体重記録をやめる 一日一新のきっかけはこちら→一日一新

 

ABOUTこの記事をかいた人

守屋冬樹(もりや ふゆき)

公認会計士、税理士。高校時代の出会いがきっかけで公認会計士を目指すと決意。2007年(22歳)高卒での公認会計士試験合格を実現。準大手監査法人に勤務しつつ2011年(25歳)公認会計士登録。2012年(26歳)税理士となり守屋冬樹税理士事務所を創設。 さらに詳細なプロフィール/お仕事のご依頼