決算書のチェックには前年比較がおすすめ

決算書をチェックしたいけれどどう見たら良いのか分からない。
そんな経営者の方には前年比較をすることをおすすめしています。

なぜ、前年比較が決算書のチェックに使えるのか

なぜ、前年比較が決算書のチェックに使えるのかというと、事業の状況についての感覚と決算書の増減の動きが感覚的に一致するかどうかを確かめられるからです。

実際の手順

例えば次の決算書の前年比較サンプルでは増減額と増減率を分かるように表にまとめました。
スクリーンショット 2015 05 22 01 38 36

この状態でそれぞれの勘定科目の増減額や増減率について違和感がないか見ていきます。

例えば

  • 商品がよく売れた→収入金額合計、売上原価、売上総利益が増加
  • 遠方への移動が多かった→旅費交通費の増加
  • 電話をを多く利用した。→通信費の増加
  • 以前より接待を控えた→接待交際費の減少
  • 事務所は変えていない→地代家賃の増減はゼロ
  • 登記のために司法書士へ報酬を支払った!→支払手数料の増加

このようになぜ決算書を比べて増減額や増減率が動いたのか、変わらないのかチェックすることができます。

あとがき

決算書を分かるようにしたいと簿記を勉強することも良いと思いますが、まずは大まかでも前年比較をしてみるところからスタートをしてみてはいかがでしょう?

この前年比較だけでも理由の分からない数字の動きから決算書が間違っていないかあたりがつけられますよ。

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【編集後記】

決算書の分析は基本がなによりも大事です。

カタカナの名前で高度な分析もありますが、合っているかどうかは
意外と増減の理由を確かめるという基本が重要ですよ。

【昨日の一日一新】

5/20 越後屋 三十郎

一日一新のきっかけはこちら→一日一新

ABOUTこの記事をかいた人

守屋冬樹(もりや ふゆき)

公認会計士、税理士。高校時代の出会いがきっかけで公認会計士を目指すと決意。2007年(22歳)高卒での公認会計士試験合格を実現。準大手監査法人に勤務しつつ2011年(25歳)公認会計士登録。2012年(26歳)税理士となり守屋冬樹税理士事務所を創設。 さらに詳細なプロフィール/お仕事のご依頼