学校法人会計の改正 消費収支の一般寄付金と特別寄付金は事業活動別でこう変わる

学校法人会計は平成27年度(知事所轄学校法人については平成28年度)から計算書類が変更ありました。
今回は消費収支計算書の一般寄付金と特別寄付金が事業活動別収支計算書ではどのように表示されるのかについて投稿します。

改正前の寄付金の取り扱い

改正前の学校法人会計では資金流入のある寄付金は一般寄付金と現物寄付金の2つに区分。一般寄付金が『用途が決まっていない寄付金』、特別寄付金が『用途が決まっている寄付金』とされていました。

特別寄付金の意味合いが狭まる

しかし計算書類の変更を受け、改正前であれば特別寄付金とされていた『用途が決まっている寄付金』の取り扱いが変更。

事業活動別収支計算書においては『施設設備の拡充等のための寄付金』は施設設備寄付金、『それ以外の用途指定のある寄付金』が特別寄付金となり細分化されています。

寄付金の活動区分が教育活動・特別収支で分かれる

またややこしく感じてしまうのが『事業活動収支計算書』では、今までの『消費収支計算書』と違い教育活動収支・教育活動外収支・特別収支と3つの収支に区分することが求められること。

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特別寄付金は教育活動収支に表示され、施設設備寄付金が特別収支に表示されることになるのですが、勘定科目名と活動区分名がちぐはぐな状態に…

『特別』の寄付金とは科目名のことなのか、それとも事業活動のことなのか気をつけないと混乱してしまいます(^_^;)

一般寄付金と特別寄付金、施設設備寄付金の取り扱いまとめ

改正前後での一般寄付金と特別寄付金と施設設備寄付金の関係を図解はこちらです。

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改正点の理解のきっかけになれば幸いです。

関連エントリーはこちら

改正 学校法人会計の留意点 現物寄付の教育活動収支と特別収支の判定

『活動資金区分別収支計算書』キャッシュフロー計算書とは違う区分の特徴

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【編集後記】
三者面談で衝突する会計士志望の自分と就職希望の母。
担任の先生を前に繰り広げる平行線のやりとり…

ふと話す機会のあった高校時代のホントのお話。

学校の先生には今更ながら申し訳ないと思う今日この頃です(^_^;)

【昨日の一日一新】

コメダ珈琲 金のアイスコーヒーを飲む

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ABOUTこの記事をかいた人

守屋冬樹(もりや ふゆき)

公認会計士、税理士。高校時代の出会いがきっかけで公認会計士を目指すと決意。2007年(22歳)高卒での公認会計士試験合格を実現。準大手監査法人に勤務しつつ2011年(25歳)公認会計士登録。2012年(26歳)税理士となり守屋冬樹税理士事務所を創設。 さらに詳細なプロフィール/お仕事のご依頼