マンション会計で予算超過、予備費に振り替えは慎重に

マンション管理組合会計でとある費目の見積もりが甘く予算を超えてしまった…その超えた金額を予備費に計上して良いのか?質問をされたことがありました。
今回は予備費の意味と対応について記事にしていきます。

予備費の意味

そもそも予備費とは予期しない支出を余儀なくされた時のために事前に予算作成時に計上しておく費目のこと。基本的には予算には計上するけれど滅多なことで使うようなものではないのです。

今回のケースでは、元々計上されている費目の見積もりが甘いことがそもそもの原因、とても予期し得ない支出とも言えず、当初の費目のまま計上することが望ましいです。

あるべき論では予算修正が必要だけれども…

実費が予算を超えてしまった費目については、実費の金額に合わせ予算額を修正、その修正した分を予備費から削ることが教科書的な対応です。

しかし、その為にはあらかじめ予算の修正方法のルールを定めていなければ臨時総会での承認が必要となっしまい現実にはなかなかハードルが高いものだと感じています。

現実的な落とし所は?

予算を超えてしまった費目があったとしても、その原因が発生金額の見積もりが甘かったこと、超過した金額が少額であれば予算を修正しないまま、総会で会計報告をすることも一つの方法だと自分は考えています。

臨時総会を開くには準備期間が必要ですし、今後は同様の予算超過が起きないように注意し、監事に予算超過した理由を説明した上で会計報告を総会で行うことも現実的な対応だと思うのです。

たとえ管理会社に管理を委託していたとしてもマンションの管理は本来的には所有者が自ら行うもの。前年度の予算が問題と指摘すれば過去の役員のメンツを傷つけることになってしまうこともあるのです。

あるべき論を振りかざし過ぎてはマンションの中で人間関係がギクシャクすることもあり得てしまい、許容できる部分ならまろやかな落とし所で処理するのもありだと思うのです。

|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||

【編集後記】
昨日は午前中に会計チェックを行い午後から猫背矯正。

自覚症状内のですがインナーマッスル足りてないそうです…
地味めな筋トレ頑張ります(^^;)

【昨日の一日一新】

税務研究会の研修申し込み

一日一新のきっかけはこちら→一日一新

お知らせ
東京都の杉並区荻窪で守屋冬樹税理士事務所を営んでいます。
お客様の担当は必ず守屋冬樹自身、監査法人での経験を駆使した決算申告のみ対応が強みです。

■サービス一覧
内容と料金は下記のリンク先にて明示。ご入用の際はぜひクリックしてご覧下さい。
小規模会社個人事業主の税務顧問
・創業から2年内の会社様限定メニュー 創業顧問創業借入
・小規模会社向け顧問契約外で行う決算・申告のみ業務
出版、講演、記事執筆(監査実務、各種税金など)
個別相談
■ブログ投稿リクエストフォーム
moriya-blogで書いて欲しい内容について募集中です。是非こちらからリクエストのご連絡を下さい。

■ブログランキングに参加中
にほんブログ村 士業ブログ 公認会計士へ
にほんブログ村

■スポンサードリンク